(分類:投資物件)
大阪府 40代 女性
- Q -
不動産投資物件の利回り計算の仕方について教えてください。
- A -
不動産投資物件を判断する材料として「投資利回り」という言葉を使います。一般的によく使われる言葉として「表面利回り」と「ネット利回り」があります。
物件価格:1億円、家賃収入:年1,000万円の物件であれば、
(物件価格)÷(年間家賃)で、「表面利回り」は10%ということになります。
また、入居者より預託されている保証金などの預託金の返還義務が購入者にあるかないかによっても違ってきます。
さらに、購入時に不動産取得税や登記費用が1,000万円。また、毎年、管理費が70万円,固定資産税が130万円で計200万円かかるとします。
この場合、(1億円+1,000万円)÷(1,000万円-200万円)で「ネット利回り」は7.3%です。
しかしながら「表面利回り」や「ネット利回り」で判断するのは危険です。将来にわたって家賃収入のブレが問題だからです。家賃には「現況賃料収入」と「満室時想定収入」があります。ただし、「現況賃料収入」で判断してもリスクが大きいことを理解しなければばりません。「将来賃料の予測」がポイントとなります。